31日目、LIFE SHIFTと読書会と働き方
今日は某所で「LIFE SHIFTを読んで働き方などについて語る、ホリデー読書会」というのを開催するのを知って参加してきました。
LIFE SHIFT は一通り読んだけどあんまり内容覚えてなくてgkbrだったのですが、別に死ぬことは無いだろうと腹を括って初参加(gkbrするぐらいないら先に読んどけよって話)。
参加者は僕と、主催者、とあと参加者だけどアシスタント役割の人の3人。他の参加者は天候や体調不良など諸々の理由で来られなくなったりで結局3人で始めたのですが、結果としてとても活発で面白くて濃い内容のお話が出来たので、「だいたいどんな話をしたか」のまとめと、そのお話を元にした僕の妄想とかと書いていこうと思います。
働き方
AIが人の仕事を肩代わりすれば創造的な物事に取組む時間が増えるはず。って労働時間とか働く環境とか成果主義の話もそれなりにあったのですが、気がついたらAIがメインになっているという…
ベーシック・インカム(BI)
AIが人の仕事をするようになれば「人が労働力を使ってやっていたこと」をAIがやるので得られる利益は人がやっていた頃と一緒(人がやるか機会がやるか、の違いだけで達成される事象は変わらない前提)なので人がやっていた頃と同じ利益を得られる。そこで得られた収益をBIで分配する。
となると、「働かざる者食うべからず」はもう当てはまらない事になる。
日本でBIを定常化させようと思ったら以下の技術・仕組み・概念と「普通に使える環境」が必要。 AI、ベーシック・インカム、ブロックチェーン、ビットコイン
ベーシック・インカムについて、「分配されるとき、適正な価格」な話になった。 概ね「手取りで30万円あれば妥当かな」といった話にまとまったが、「食べるものや生活必需品の値段が下がる(上の話でAIがやるようになったら人件費が掛からなくなると仮定する)ため、10万円ぐらいでも全然生活が出来るかも知れない」みたいな話にもなった。
東京と大阪の情報格差
情報量は圧倒的に東京の方が多い(そもそも人口が全然違う)が、量に比例して「ノイズもかなり多い」らしい。そんな環境なので「情報を意識的に取捨選択」をやらないと「自分にとって必要な情報」が得られないため、ノイズまたはノイズだと判断した情報は捨てる勇気?が必要。
「意識的に」やらないと良い情報に辿り着かないのは万国共通のような気がする。
副業解禁の流れは慎重に
例えば(週休3日)にしたとしても、「本業4日副業3日」とかなったら休み無しとか目も当てられない状況になってしまう。今、マスコミや大型メディアが流している情報を鵜呑みにしないで自分で精査することが必要。 副業自体が「合う合わない」が絶対あるはずなので柔軟に取組む必要があるし、「合わないヒトに無理やり副業を指示(暗黙的なものも含む)する」ような状況は絶対にダメ。
ってか、マスコミはいつも余計なことして存在感出そうと必死だけど…邪魔ばっかりするね、いつの時代も
あと受け取る側も大型メディアとかマスコミに惑わされないように注意が必要。いつの時代も一緒、そしていつの自体も振り回されてきた。学ばんなぁ…
自分が持ってきた本について
褒められたわ嬉しい。持っていった本は、
- アイデアの作り方 ジェームズ・W・ヤング 困ったときは必ず見返す。小さい本だけど一番役に立っている。
- 作者: ジェームス W.ヤング,竹内均,今井茂雄
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 1988/04/08
- メディア: 単行本
- 購入: 91人 クリック: 1,126回
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- インターネット的 糸井重里 2001年の本なのに今の現状を的確に当てていて、今のところ「いつ読んでも全然古くない」のが素敵。
- 作者: 糸井重里
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2014/11/06
- メディア: 文庫
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- 作者: ドリアン助川,フジオ・プロダクション
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/11/25
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- クリプトノミコン1 ニール・スティーヴンスン 「ペイパルマフィア」が仮想通貨を作るという話になったときにこの作品のエッセンスが参考にされたらしい。単純にSFとしても面白いので興味がある人は一読推奨
- 作者: ニールスティーヴンスン,Neal Stephenson,中原尚哉
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2002/04
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その他
確定拠出年金の相談を受けてくれる銀行は少ないらしい。これは「その筋のヒト」に聞いてみよう。
糸井重里とリンダ・グラットン(LIFESHIFTの著者)は仲良いらしい。
まとめ
- 面白かったのでまた行きたい
- 次はもっと多い人数で同じような議論したいなぁ
- バカボンのパパが一番すごい
- 色んな本の読み合わせは楽しい、一見繋がらないならなおのこと
ってな感じで
- 作者: リンダグラットン,アンドリュースコット,池村千秋
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: 単行本
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